分類学上は、アリはハチの中の1分類群である。アリは羽根がないが、ハチの中にも成虫が羽根を持たないものがいくつかあり、それらはアリのように見える。アリガタバチとか、アリバチと呼ばれるものもある。 また、アリの女王と雄アリは羽根を持ち、結婚飛行を行う。このときの姿はまさにハチで、特に雄アリはハチに似ている。

また、一般にはアリは針を持たないが、一部にはハリアリなど、針を持ち、刺されると痛むものもある。アリは、基本的には肉食で、狩りバチの系統から、地上生活へ進み、独自の進化をしたものと思われる。